生活訓練について

北海道盲導犬協会では視覚障がい者のための「生活訓練」を実施しています。この訓練では、協会施設に3週間入所する方法や通所で専門指導員によるさまざまな訓練を受けることができます。また、1回の訓練で2名~5名の入所生がいることから、家庭的な雰囲気の中で訓練が受けられるのも特徴です。

訓練内容

白杖歩行訓練― 自分の力で好きな時間に、好きなところへ ―

白杖(はくじょう)の有効な使い方を指導します。行動範囲を広げてくれる白杖ですが、使い方を誤ると重大な事故にもつながりかねません。目的地までの道順の取り方とそこにあるさまざまな目印の使い方、バスや電車といった交通機関の利用法、道に迷ってしまった場合の対処法などを指導しています。

白杖歩行訓練

日常生活訓練 ― 自分のことは自分で。それが大きな喜び ―

これまで出来ていた何でもないことを今までどおりに行っていくために、音や手触りで確認するという新しい方法を身につけたり、そのために用いる便利な道具の使い方などを訓練します。落とした物の探し方や持ち物の整理整頓の仕方、金銭管理、洗面・身だしなみの方法、食事動作、掃除・洗濯・裁縫・料理などを指導しています。

点字訓練 ― 伝える喜び、伝わる喜び ―

私たちの周りにはたくさんの文字があり、さまざまな情報を提供しています。また、自分から何かを伝える手段としても文字の役割は非常に重要なことはおわかりいただけるでしょう。視覚障がい者にとってもそれは同じですが、その方法のひとつとして「点字」があります。とても小さく、指先で触って読めるようになるまではたくさんの訓練が必要ですが、マンツーマンでその人の進度に合わせた指導をしています。

点字訓練

情報機器訓練 ― 上手につきあって、さらに豊かな生活へ ―

皆さんは今パソコンやスマートフォンの画面をご覧ですね。画面が見えない、もしくは見えづらかったらパソコンやスマートフォンを使うことができないのでしょうか。視覚障がい者も音声ソフト(文字を読んでくれるソフト)やアプリ、画面表示を拡大するソフトがあればパソコンやスマートフォンを活用することができます。もちろんインターネットやメールのやりとりもできます。
音声ワープロ(画面上の文字を音声で読んでくれる)を中心にパソコンの基本操作や、スマートフォンの使い方、また、活字音訳ソフト(本や紙に書かれた文字をスキャナで取り込み、音声で読んでくれるソフト)など、どんどん便利になっている機器の使い方も紹介し指導しています。

ロービジョン訓練 ― 「見えないこと」への理解を深める ―

拡大読書器や自分の視力に合ったルーペの活用方法などを指導しています。この訓練では、本人が何が見えなくて困るのかを正確に把握し、家族や周りの人も理解し、ともに「見えにくいこと」「見えないこと」を受け入れてくことが重要です。

ロービジョン訓練

訓練形式
・短期入所訓練
協会施設に宿泊し毎日訓練を行います。1回あたりの入所期間は3週間。
訓練の達成度や目標に応じて何度でも入所することできます。
・通所訓練
週1回程度、協会施設に通いながら訓練を受けていただきます。1回あたりの訓練は、1~2時間程度で約半年程度の訓練期間を目安としています。
・訪問形式
訓練生のご自宅に指導員が訪問して訓練を行います。通所訓練と同様で週1回程度の訓練で約半年程度を訓練期間の目安としています。

訓練費用(入所訓練のみ)
訓練にかかる実費として、訓練時の交通費、各用具類や教材費、入所生活中の食費、寝具類、クリーニング代などがご本人の負担額となります。

申込方法
訓練を受けることができる方は、身体障害者手帳をお持ちの15歳以上の健康な方です。
訓練のお申込み・ご相談は下記までお電話もしくはメールでご連絡ください。

生活訓練担当:011-582-8222
メールアドレス:moudouken.info@h-guidedog.org

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